Takashi

古文

源氏の五十余巻(物語)・更科日記

かくのみ思ひくんじたるを、心も慰めむと、心苦しがりて、 このようにふさぎこんでばかりいるのを、心を慰めようと、心配して、 ・かく … 副詞 ・のみ … 副...
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よろづのことは頼むべからず・徒然草

よろづのことは頼むべからず。 すべてのことは頼みにすることができない。 ・よろづ … 名詞 ○よろづ … すべて ・の … 格助詞 ...
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ある者小野道風の書ける・徒然草

ある者、小野道風の書ける和漢朗詠集とて持ちたりけるを、 ある者が、小野道風の書いた和漢朗詠集といって持っていたものを、 ・ある … 連体詞 ・者 … 名詞...
古文

うつくしきもの・枕草子

うつくしきもの、瓜にかきたる児の顔。 かわいらしいもの、瓜に描いてある幼児の顔。 ・うつくしき … シク活用の形容詞「うつくし」の連体形 ○うつくし … ...
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吉田と申す馬乗り・徒然草

吉田と申す馬乗りの申し侍りしは、 吉田と申す馬乗りの申しましたのは、 ・吉田 … 名詞 ・と … 格助詞 ・申す … サ行四段活用の...
古文

悲田院の堯蓮上人は・徒然草

悲田院の堯蓮上人は、俗姓は三浦のなにがしとかや、 悲田院の尭蓮上人は、在俗のときの姓を三浦のなにがしとかいって、 ・悲田院(ひでんいん) … 名詞 ・の …&ens...
古文

相模守時頼の母は・徒然草

相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。 相模守時頼の母は、松下禅尼と申しました。 ・相模守時頼(さがみのかみときより) … 名詞 ・の … 格助詞 ・...
古文

虫は・枕草子

虫は、鈴虫。ひぐらし。蝶。松虫。きりぎりす。 虫は、鈴虫。ひぐらし。蝶。松虫。こおろぎ。 ・虫 … 名詞 ・は … 係助詞 ・鈴虫 …&ens...
古文

鳥飼の院・大和物語

亭子の帝、鳥飼の院におはしましにけり。 亭子の帝が、鳥飼の院においでになった。 ・亭子(ていじ)の帝 … 名詞 ・鳥飼(とりかい)の院(いん) … 名詞 ...
古文

苔の衣・大和物語

深草の帝と申しける御時、 深草の帝と申し上げた帝の御代は、 ・深草の帝 … 名詞 ・と … 格助詞 ・申し … サ行四段活用の動詞「...
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火鼠の皮衣・竹取物語

家の門に持て至りて立てり。 (右大臣は、皮衣を)屋敷の門に持って行って立っていた。 ・家 … 名詞 ・の … 格助詞 ・門(かど) …&ens...
古文

児の飴食ひたること・沙石集

ある山寺の坊主、慳貪なりけるが、飴を治して、ただ一人食ひけり。 ある山寺の住職で、強欲だった者が、飴を作って、ただ一人だけ食べていた。 ・ある … 連体詞 ・山寺 ...
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