Takashi

古文

をりふしの移り変はるこそ

をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ。 季節の移り変わるのこそ、ものそれぞれに情趣が深い。 ・をりふし … 名詞 ○をりふし … 季節 ・の&...
古文

阿蘇の史盗人にあひてのがるる事

今は昔、阿蘇のなにがしといふ史ありけり。 今では昔のことだが、阿蘇のだれそれという史がいた。 ・今 … 名詞 ・は … 係助詞 ・昔 …&en...
古文

田舎の児桜の散るを見て泣く事

これも今は昔、 これも今では昔のことだが、 ・これ … 代名詞 ・も … 係助詞 ・今 … 名詞 ・は … 係...
古文

安養の尼上の小袖 ・十訓抄

横川の恵心僧都の妹、安養の尼上のもとに、強盗入りて、 横川の恵心僧都の妹である、安養の尼上の所に、強盗が入って、 ・横川(よかわ) … 名詞 ・の … 格...
古文

袴垂、保昌に合ふ事・宇治拾遺物語

昔、袴垂とて、いみじき盗人の大将軍ありけり。 昔、袴垂といって、並外れた盗賊の首領がいた。 ・昔 … 名詞 ・袴垂(はかまだれ) … 名詞 ・とて&en...
古文

大垣・奥の細道

露通もこの港まで出で迎ひて、美濃国へと伴ふ。 露通もこの港まで出迎えに来て、美濃の国へと連れ立って行く。 ・露通(ろつう) … 名詞 ・も … 係助詞 ...
古文

立石寺・奥の細道

山形領に立石寺といふ山寺あり。 山形領に立石寺という山寺がある。 ・山形領 … 名詞 ・に … 格助詞 ・立石寺(りゆうしやくじ) …&ens...
古文

平泉・奥の細道

三代の栄耀一睡のうちにして、 藤原氏三代の栄華も一睡の間のものであって、 ・三代 … 名詞 ・の … 格助詞 ・栄耀(えよう) … ...
古文

白河の関・奥の細道

心もとなき日数重なるままに、 気持ちが落ち着かない日々が過ぎるうちに、 ・心もとなき … ク活用の形容詞「心もとなし」の連体形 ○心もとなき … 気持ちが...
古文

那須野・奥の細道

那須の黒羽といふ所に知る人あれば、 那須の黒羽という所に知人がいるので、 ・那須(なす) … 名詞 ・の … 格助詞 ・黒羽(くろばね) …&...
古文

旅立ち(漂泊の思ひ)・奥の細道

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 月日は永遠の旅人であって、来ては去り去っては来る年もまた旅人である。 ・月日 … 名詞 ・は … 係助...
古文

木曽の最後・平家物語

木曽は長坂を経て、丹波路へおもむくとも聞こえけり。 木曽は長坂を通って、丹波国方面へ向かうとも言われていた。 ・木曽(きそ) … 名詞 ・は … 係助詞 ...
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