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古今和歌集仮名序・六歌仙 現代語訳・品詞分解

近き世に、その名聞こえたる人は、 近い時代に、その名が世間で評判になっている人は、 ・近き … ク活用の形容詞「近し」の連体形 ・世 … 名詞 ・に&...
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小判は寝姿の夢・世間胸算用 現代語訳・品詞分解

「夢にも身過ぎのことを忘るな。」と、これ長者の言葉なり。 「決して生計を立てることを忘れるな。」と、これは大金持ちの言葉である。 ・夢 … 名詞 ・に …&ensp...
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小判は寝姿の夢「黒染あたりにゐる」・世間胸算用 現代語訳・品詞分解

墨染あたりにゐる人置きの嚊が、六十あまりの婆さまを連れ立ち来て、 黒染町の付近に住む人置きの嚊が、六十あまりの婆さまと一緒にやって来て、 ・墨染(すみぞめ) … 名詞 ・あた...
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蛸売りの八助・世間胸算用 現代語訳・品詞分解

昔から今に、同じ顔を見るこそをかしき世の中、 昔から今まで、同じ人の顔を見るのがおかしな世の中だが、 ・昔 … 名詞 ・から … 格助詞 ・今&ensp...
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鶯宿梅・大鏡 現代語訳・品詞分解

「いとをかしうあわれに侍りしことは、 「たいへん興味深くしみじみと趣深くございましたことは、 ・いと … 副詞 ・をかしう … シク活用の形容詞「をかし」...
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藤壺の入内「年月にそへて、御息所の御事を」・源氏物語 現代語訳・品詞分解

年月にそへて、御息所の御事をおぼし忘るるをりなし。 年月がたつにつれて、(帝は)御息所のことをお忘れになるときがない。 ・年月 … 名詞 ・に … 格助詞...
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かぐや姫の嘆き・竹取物語 現代語訳・品詞分解

八月十五日ばかりの月に出でゐて、かぐや姫いといたく泣き給ふ。 八月十五日頃の月に縁側に出て座って、かぐや姫はとてもひどくお泣きになる。 ・八月(はづき)十五日 … 名詞 ・...
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師の説になづまざること・玉勝間 現代語訳・品詞分解

おのれ古典を説くに、師の説と違へること多く、 私が古典を説明するときに、師の学説と食い違っていることが多く、 ・おのれ … 代名詞 ・古典(いにしえぶみ) …&en...
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泔坏の水・蜻蛉日記 現代語訳・品詞分解

心のどかに暮らす日、はかなきこと言ひ言ひの果てに、我も人も 心おだやかに暮らす日、些細なことを互いに言い合ったあげくに、私もあの人も ・心 … 名詞 ・のどかに …...
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羽根といふ所・土佐日記 現代語訳・品詞分解

今し、羽根といふ所に来ぬ。 今ちょうど、羽根という所にやって来た。 ・今 … 名詞 ・し … 副助詞 ・羽根 … 名詞 ・と&en...
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天人の迎へ・竹取物語 現代語訳・品詞分解

かかるほどに、宵うち過ぎて、子の時ばかりに、 こうしているうちに、宵も過ぎて、午前零時頃に、 ・かかる … ラ行変格活用の動詞「かかり」の連体形 ・ほど …&ens...
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天の羽衣(かぐや姫の昇天)・竹取物語 現代語訳・品詞分解

立てる人どもは、装束の清らなること物にも似ず。 立っている天人たちは、衣装が美しいことは比べるものがない。 ・立て … タ行四段活用の動詞「立つ」の命令形 ・る …...
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