古文

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いみじき成敗・沙石集

唐土にいやしき夫婦あり。餅を売りて世を渡りけり。 中国に身分の低い夫婦がいた。餅を売って暮らしを立てていた。 ・唐土(もろこし) … 名詞 ・に … 格助...
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賀茂へ参る道に・枕草子

賀茂へ参る道に、田植うとて、 賀茂神社にお参りする途中で、田植えするといって、 ・賀茂(かも) … 名詞 ・へ … 格助詞 ・参る …&ens...
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世に語り伝ふること・徒然草

世に語り伝ふること、まことはあいなきにや、 世間で語り伝えていることは、事実はおもしろくないのだろうか、 ・世 … 名詞 ・に … 格助詞 ・語り伝ふる...
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あだし野の露消ゆるときなく・徒然草

あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、 あだし野の露が消える時がなく、鳥部山の煙が立ち去らないで、 ・あだし野 … 名詞 ・の … 格助詞...
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家居のつきづきしく・徒然草

家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、 住まいが似つかわしく、望ましいのこそは、 ・家居 … 名詞 ・の … 格助詞 ・つきづきしく …&en...
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能登殿の最後・平家物語2

ここに土佐の国の住人、安芸郷を知行しける安芸大領実康が子に、 そこに土佐の国の住人で、安芸郷を支配していた安芸大領実康の子に、 ・ここに … 接続詞 ・土佐の国 …...
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能登殿の最後・平家物語1

およそ能登守教経の矢先に回る者こそなかりけれ。 全く能登守教経の正面に立ちはだかる者はいなかった。 ・およそ … 副詞 ○およそ(~打消) … まったく(...
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忠度の都落ち・平家物語2

三位これを開けて見て、 三位はこれを開けて見て、 ・三位 … 名詞 ・これ … 代名詞 ・を … 格助詞 ・開け …&e...
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忠度の都落ち・平家物語1

薩摩守忠度は、いづくよりや帰られたりけん、 薩摩守忠度は、どこから都に引き返されたのだろうか、 ・薩摩守忠度(さつまのかみただのり) … 名詞 ・は … ...
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かぐや姫の昇天3

天人の中に持たせたる箱あり。 天人の中に持たせている箱がある。 ・天人 … 名詞 ・の … 格助詞 ・中 … 名詞 ・に&ensp...
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かぐや姫の昇天2

立てる人どもは、装束の清らなること、ものにも似ず。 立っている人たちは、衣装が美しいこと、比べるものがない。 ・立て … タ行四段活用の動詞「立つ」の命令形 ・る ...
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かぐや姫の昇天1

かかるほどに、宵うち過ぎて、子の時ばかりに、 こうしているうちに、宵も過ぎて、夜の十二時頃に、 ・かかる … ラ行変格活用の動詞「かかり」の連体形 ・ほど …&en...
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