古文

古文

渚の院・伊勢物語

昔、惟喬親王と申す親王おはしましけり。 昔、惟喬親王と申し上げる親王がいらっしゃいました。 ・昔 … 名詞 ・惟喬親王(これたかのみこ) … 名詞 ・と...
古文

祭主三位輔親の侍・十訓抄

七条の南、室町の東一町は、祭主三位輔親が家なり。 七条大路の南、室町小路の東の一町は、祭主三位輔親の家である。 ・七条 … 名詞 ・の … 格助詞 ・南...
古文

小野の雪・伊勢物語

・敬意の方向はすべて「筆者から惟喬親王へ」です。 昔、水無瀬に通ひ給ひし惟喬の親王、 昔、水無瀬にお通いになった惟喬の親王が、 ・昔 … 名詞 ・水無瀬(みなせ...
古文

二月つごもりごろに・枕草子

二月つごもりごろに、風いたう吹きて、空いみじう黒きに、 二月の末ごろに、風がひどく吹いて、空がたいそう暗いのに、 ・二月(きさらぎ) … 名詞 ・つごもり …&en...
古文

月やあらぬ・伊勢物語

昔、東の五条に、 昔、東の京の五条に、 ・昔 … 名詞 ・東(ひむがし) … 名詞 ・の … 格助詞 ・五条 …&ens...
古文

木の花は・枕草子

木の花は、濃きも薄きも紅梅。 木の花は、濃いのも薄いのも紅梅がすばらしい。 ・木 … 名詞 ・の … 格助詞 ・花 … 名詞 ・は...
古文

すさまじきもの・枕草子

すさまじきもの、昼ほゆる犬。春の網代。 興ざめするもの、昼にほえる犬。春の網代。 ・すさまじき … シク活用の動詞「すさまじ」の連体形 ○すさまじ … 興...
古文

村上の先帝の御時に・枕草子

村上の先帝の御時に、 前の村上天皇の御代に、 ・村上の先帝(せんだい) … 名詞 ○先帝 … 先代の天皇 ・の … 格助詞 ・御時...
古文

刑部卿敦兼の北の方・古今著聞集

刑部卿敦兼は、みめのよに憎さげなる人なりけり。 刑部省長官敦兼は、容貌がとても醜い感じの人だった。 ・刑部卿敦兼(ぎようぶきようあつかね) … 名詞 ・は …&en...
古文

いみじき成敗・沙石集

唐土にいやしき夫婦あり。餅を売りて世を渡りけり。 中国に身分の低い夫婦がいた。餅を売って暮らしを立てていた。 ・唐土(もろこし) … 名詞 ・に … 格助...
古文

賀茂へ参る道に・枕草子

賀茂へ参る道に、田植うとて、 賀茂神社にお参りする途中で、田植えするといって、 ・賀茂(かも) … 名詞 ・へ … 格助詞 ・参る …&ens...
古文

世に語り伝ふること・徒然草

世に語り伝ふること、まことはあいなきにや、 世間で語り伝えていることは、事実はおもしろくないのだろうか、 ・世 … 名詞 ・に … 格助詞 ・語り伝ふる...
error: Content is protected !!