Takashi

古文

かぐや姫の昇天2

立てる人どもは、装束の清らなること、ものにも似ず。 立っている人たちは、衣装が美しいこと、比べるものがない。 ・立て … タ行四段活用の動詞「立つ」の命令形 ・る ...
古文

かぐや姫の昇天1

かかるほどに、宵うち過ぎて、子の時ばかりに、 こうしているうちに、宵も過ぎて、夜の十二時頃に、 ・かかる … ラ行変格活用の動詞「かかり」の連体形 ・ほど …&en...
古文

祇園精舎・平家物語

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 祗園精舎の鐘の音には、諸行無常の響きがある。 ・祇園精舎(ぎおんしょうじゃ) … 名詞 ○祇園精舎 … インドにあ...
古文

忘れ貝・土佐日記

四日。楫取り、「今日、風雲の気色はなはだ悪し。」と言ひて、 四日。船頭が、「今日は、風や雲の様子がたいそう悪い。」と言って、 ・四日(よか) … 名詞 ・楫取(かじと)り&e...
古文

羽根(亡児)・土佐日記

十一日。暁に船を出だして、室津を追ふ。 十一日。未明に船を出して、室津をめざして進む。 ・十一日(とおかあまりひとひ) … 名詞 ・暁 … 名詞 ・に&...
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亡児・土佐日記

二十七日。大津より浦戸をさして漕ぎ出づ。 二十七日。大津から浦戸を目指して漕ぎ出す。 ・二十七日(はつかあまりなぬか) … 名詞 ・大津 … 名詞 ・よ...
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帰京・土佐日記

夜ふけて来れば、所々も見えず。 夜がふけてから来たので、あちらもこちらも見えない。 ・夜 … 名詞 ・ふけ … カ行下二段活用動詞「ふく」の連用形 ・て...
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あづさ弓・伊勢物語

昔、男、片田舎に住みけり。 昔、男が、片田舎に住んでいた。 ・昔 … 名詞 ・男 … 名詞 ・片田舎 … 名詞 ・に …...
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筒井筒・伊勢物語

昔、田舎わたらひしける人の子ども、井のもとに出でて遊びけるを、 昔、田舎暮らしをしていた人の子供たちが、井戸の周りに出て遊んでいたが、 ・昔 … 名詞 ・田舎わたらひ&ens...
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門出・土佐日記

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。 男も書くという日記というものを、女も書いてみようと思って書くのである。 ・男 … 名詞 ・も … ...
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名を聞くより・徒然草

名を聞くより、やがて面影は推しはからるる心地するを、 名前を聞くやいなや、すぐに顔つきは推測される気持ちがするが、 ・聞く…カ行四段活用の動詞「聞く」の連体形 ○やがて…すぐに ・推しはから…...
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花は盛りに・徒然草

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。 桜の花は盛りであるのだけを、月は曇りがないのだけを見るものだろうか。 ・盛りに…ナリ活用の形容動詞「盛りなり」の連用形 ・隈なき…ク活用の形容詞「隈な...
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